結婚相談所では、お見合いやデートをした後に突然交際終了を告げられることがあります。そんなとき、「なぜ振られてしまったのか?」と悩んでしまう方も多いでしょう。
一人で婚活をしていると、振られた理由を自分で考えるしかありませんが、結婚相談所では カウンセラーを通じて理由を確認 することができます。
今回は、婚活男性が女性をお断りする本当の理由 をご紹介します。
女性の皆さんはぜひ参考にしていただき、男性の皆さんも「こういう理由で断っているのか」と知ることで、今後の婚活に役立てていただければと思います。
断られるタイミングは2つ
男性が女性をお断りするタイミングは、大きく分けて以下の2つです。
- お見合い後
- デート後に交際終了を告げられるパターン
あなたも経験があるかもしれませんが、1回会っただけのお相手を断るときは、過ごした時間が短すぎて明確な理由がない ことが多いですよね。
ほとんどの場合、「なんとなく合わない」「波長が合わない気がする」など 抽象的な感覚 で判断されます。
こうした理由を聞いても何の参考にもならないため、相談所によっては あえて伝えない こともあります。
しかし、中には 具体的で参考になる理由 を伝えてくれる女性もいます。その場合は 必ず会員さんに共有し、今後同じ理由でお断りされないよう対策 を立てています。
例えば、女性が男性を断る理由 としてよくあるのが、
- 「気持ちが前向きにならなかった」などの当たり障りのない建前の理由
- 本音では 「服装がダサすぎた」「財布がマジックテープだった」「ジャラジャラしたネックレスが子供っぽかった」「クーポンで支払われて冷めた」「体臭が気になった」など
こういった理由は、改善しやすいものが多い です。
では、男性が女性を断る理由 にはどのようなものがあるのでしょうか?
男性が女性を断る理由①「見た目が期待外れだった」
男性が女性をお断りする理由で 最も多いのが「見た目のギャップ」 です。
「プロフィール写真では美人でタイプの女性だったのに、実際に会ったら想像と違い、会った瞬間にがっかりしてしまった」というパターンですね。
もちろん、男性が外見だけを重視しているわけではありません。
しかし、女性を判断するときに 外見や態度を大きな要素として見る傾向 はあります。
そのため、お見合いから仮交際に進む際も、「見た目」や「態度の良さ」 で決めることが多く、女性からすると 「ざっくりしすぎ!」 と思うような基準で判断されることもあります。
しかし、逆に言えば 「笑顔が素敵」「表情豊かで感情が伝わりやすい」 など、ポジティブな印象を持たせることができれば、男性は高確率でOKの返事をします。
一方で、プロフィール写真と実物のギャップが大きすぎると、期待値が一気に下がる ため、会話でその気持ちを持ち直させるのはかなり難しくなります。そのため、プロフィール写真を盛りすぎるな と言われるのです。
また、男性は 「会った瞬間に異性としての魅力を感じなかった女性を、デートを重ねるうちに好きになる」 ということがほぼありません。
むしろ、頑張って手をつなごうとしても 気持ちが全く前向きにならず、苦痛に感じる ことが多いのです。
男性が結婚相手を決めるとき、基本的に悩みません。
むしろ 「カウンセラーが止めるほど、好きが止まらず暴走する」 くらいです。
そのため、「本当にこの人と結婚していいのかな?」と 悩んでいる時点で、感情が動いていない証拠 なのです。
女性のためにも 早めに別れを告げてあげるべき ですね。
男性が女性を断る理由②「自信がなくなる」
デートに進展したものの、女性からのアクションがほぼなく、
- LINEをするのも
- デートに誘うのも
- お店を決めるのも
- プランを考えるのも
全部男性がやることになると、男性は「一方通行だ」と感じてしまいます。
もちろん、出会ってすぐに好きになれる人は少ないので、女性側は「気持ちが高まっていないから、積極的に連絡しない」というケースもあります。
しかし、男性も100%好きだからデートに誘っているわけではありません。
「自分が動かなければ関係が進展しない」と思うから、頑張ってLINEをしたり、デートに誘っているだけなのです。
しかし、男性の負担が多すぎると、「一緒にいても疲れる」「何も決めてくれない=乗り気じゃないのか?」 と感じてしまい、次第に気持ちが冷めてしまいます。
特に、結婚相談所に登録している男性は 誠実で慎重なタイプ が多いので、こういった状況を 「ストレス」 に感じて交際終了を決めることがよくあります。
また、高年収の男性も多く登録しているため、
- 仕事の合間を縫ってデートプランを考えたり、お店を予約する
- 「全部男性に丸投げする女性」に負担を感じる
といったケースもあります。
当然、男性は 「自分に興味を持って積極的にLINEをくれる女性」 のほうが良いと感じますよね。
そのため、受け身で男性任せの女性は、仮交際でお断りされる可能性が高くなります。
男性が女性をお断りする本当の理由③:反応が薄い
男性が女性をお断りする本当の理由3:反応が薄い
男性はデートの際、「女性に喜んでほしい」 という気持ちで、お店を選んだり、食事をご馳走しようと考えています。しかし、いざお店に入ったときや料理を食べたときに、女性の反応が非常に薄く、無表情のままだと、
「このお店、気に入らなかったのかな?」
「料理、美味しくないのかな?」
と、不安になってしまいます。その結果、女性の気持ちを気にしすぎてしまい、男性自身がデートを楽しめなくなり、「楽しかった」という感情が芽生えなくなってしまう のです。
逆に、お店に入ったときに 「わぁ、素敵なお店ですね!」、料理を食べたときに 「これ、すごく美味しい!食べてみてください!」 など、感情を言葉や表情にしてくれる女性 の方が、男性は安心できます。
何をしても反応が薄く、喜んでいるのかどうかが全く分からない女性だと、男性はデートを重ねるたびに 「自分といても楽しくないのでは?」 と自信を失い、次第に会うのが苦痛になってしまいます。
当然、そんな関係が長続きするはずもなく、数回デートをした後に、男性が耐えきれず交際終了を告げることになります。ただし、男性は 「女性が悪かった」とは言わず、「楽しませられなかった自分に原因がある」 と思い込むため、女性に本当の理由が伝わることはありません。
男性が女性をお断りする本当の理由④:本命が他にいる
婚活では、多くの人が 複数の異性と同時進行でお見合いやデートをしています。 そのため、
「いい雰囲気だったのに急に交際終了を告げられた…」
「お見合いでは盛り上がったのに、なぜかお断りされた…」
というケースは珍しくありません。
例えば、プレシアの会員さんの中には、仮交際中の女性が3人いる状態で、新たに2件のお見合いが決まっている というケースもあります。このような場合、男性は無意識のうちに 5人の女性を天秤にかけている のです。
そして、お見合いで出会った新しい女性がとても魅力的だと感じた場合、仮交際中の3人のうち1人にお断りを入れる こともあります。逆に、お見合いでいい雰囲気だったものの決め手に欠ける場合は、仮交際中の3人との関係を優先し、お見合い相手をお断りすることもあります。
もちろん、可能であれば仮交際の人数を5人、10人と増やしても構いませんが、現実的に成功しやすいのは3人程度 です。
交際が深まれば 1日デートが必要になる ため、仮交際の人数が5人を超えると、週5回デートをしなければならず、関係を進展させるのが難しくなります。
そのため、最初は3名程度と仮交際を進め、3回以上デートを重ねた後は2名に絞っていく という方法が現実的です。
こうして最終的に 「全員素敵だけれど、順位をつけたときに外れてしまう人」 をお断りする、という形になります。
男性が女性をお断りする本当の理由⑤:人としてのマナー
婚活の場では、相手の 基本的なマナーや礼儀 も判断材料になります。例えば、お見合いの際に 男性が席を確保したり、お茶をご馳走してくれたにもかかわらず、お礼を一切言わない 女性もいるのです。
「今までどうやって生きてきたんだろう…?」と不思議になるほど、礼儀を欠いた女性に出会うこともあります。
私が聞いた中で最も驚いたのは、ある女性が お見合い場所に早く到着し、一人でケーキとお茶を注文して食べ終えた状態で、お見合いをスタートさせた という話です。
さらに、会計の際も 当然のように男性に支払わせ、お礼も言わず颯爽と帰ってしまった というのです。
また、男性からよく聞く不満として 「お会計のときに、女性が気遣いを見せてくれなかった」 というものがあります。
もちろん、男性は最初から「ご馳走するつもり」でいることが多いですが、それに対しての 気遣いやお礼の仕方によっては、不満を抱いてしまう こともあるのです。
中には 「男なんだから、席を確保するのもご馳走するのも当たり前」 という考え方を持っている女性もいますが、そういう態度のまま結婚すれば、夫婦関係においても問題が生じる可能性が高いでしょう。
当然、男性は 「この女性と結婚したら苦労しそうだな…」 と感じ、お見合いの段階でお断りを決めることになります。
しかし、これらの問題は 男性心理を理解すれば、いくらでも改善可能 です。婚活中の女性は、ぜひ意識してみてください。